2010/01/25

2/9 Test Tone vol. 54


2/9のTest Toneは映像特集。私は2DCG演奏プログラムを用いて、KO.DO.NA(tp)、谷保典(g)とのトリオで演奏します。是非ご覧下さい。

Test Tone vol. 54: Multiplex Mandelbrot Escapades in 3-D

2010年2月9日(火)
Super-Deluxe(西麻布)
20:00開場 入場無料(要ドリンクオーダー)
http://www.test-tone.com
http://www.super-deluxe.com

A multimedia evening of extraordinary phenomena featuring:

すずえり + 比嘉了

3次元メディアが主流になる以前から活動をしてきた比嘉了の作品はみる者を異次元の世界に引きずり込む。赤と青のメガネを使い、すずえりのサポートと比嘉の巧みな技術がアナグリフの景観を作り上げる。

目の前に広がるビジュアルの中の物体を手でつかもうとするオーディエンスは、懐中電灯の光を追っかける、とまどった猫のように見えてしまう。

Suzueri: http://www.suzueri.info
Satoru Higa: http://www.lalalila.org

池田拓実 + 谷保典 + KO.DO.NA

日本即興シーンの新しい世代を代表するトリオは、驚くべき側面も見せてくれる。

ミュージシャン/プログラマーの 池田拓実は、アルゴリズム的相互作用を元にした、特異で表現豊かなパフォーマンスのコンセプトを作り上げた。今も、常識を打ち破り続ける。

今回のTest Toneでは華やかなトランぺッターの KO.DO.NAと、ギターの 谷保典を迎え、興味あるコラボレーションを目撃できる。

Takmi Ikeda: http://eee.am/iqed
Yasunori Tani: http://www.myspace.com/taniyasunori
KO.DO.NA: http://kodona.web.fc2.com

矢代諭史 + 金子由布樹 + キャル・ライアル + 諏訪望(16mm filmworks)

過去10年の大部分をニューヨークで過ごした、映画制作者の諏訪望は、市内や郊外の様子を撮った膨大な数の16mm映像を作った。諏訪はこれらの映像から、何とも表現しがたい驚くような3分間の映像を作り上げた。 出来上がった作品は、ニューヨークという都会ののリズムと、自分自身の性格を表しているような、夢のような雰囲気を出している。

今回の上映には、即興ミュージシャンの矢代諭史 (motallica)、キャル・ライアル (Jahiliyyah、Tetragrammaton)と金子由布樹 (balen disc、PhaseRubRec)がバックで演奏を提供する。

Satoshi Yashiro: http://www.ss846.com
Yuki Kaneko: http://www.myspace.com/yukikaneko
Cal Lyall: http://www.myspace.com/hermetictindrum

DJ: Evil Penguin
Grand wizard of vinyl and interstellar treasure hunter, the Evil Penguin extracts the tastiest gems from his cosmic vat of recordings long forgotten. Pure listening pleasure.

2010/01/14

1/16千駄ヶ谷、1/23仙台

1/16は千駄ヶ谷、1/23は仙台で演奏します。ぜひお越しください。 

■X8-GiG#160110 
1月16日(土) 開場 19:00 開演 19:30 
loop-line(千駄ヶ谷) 
http://www.loop-line.jp/ 
2000円+1drink 

出演者/プログラム 

  • solo ko ishikawa(sho) 
  • solo takumi ikeda(computer) 
  • V&P#2 akemi takeya(voice&prose) 
  • X8-GiG#160110
    akemi takeya(performance), ko ishikawa(sho), takumi ikeda(computer) 
  • アフタートーク、映像上映あり 
◇竹谷明美 akemi takeya (performance, voice & prose) 
振付家、ボディ&ボイス・パフォーマー、ライター:現在ウイーン在住のパフォーミング・アーティスト。声と身体の関連性を重視したパフォーマス作品を独自の表現法で展開。ソロ作品「drowning fish / 溺れる魚」(1999)はオーストリアダンス作品最優秀賞獲得。数々のソロ作品創作以外に、音楽、写真、ヴィデオ、インスタレーション等とのコラボレーション活動(映像・音響プロジェクト《グラニュラー・シンセサイズ》と「モーションコントロール-モデル5」(1994~1996)、映像・音響作家ウルフ・ラングハインリッヒと「weathering/風化」(2005)、サウンド・ヴィデオ・グループ《レッヘンセントルム》と「SO WHAT!」(2006)、等)。音楽家との共演活動は、呼吸音の変調、テキスト、多種のヴォーカル表現を用いたパフォーマンスをエレクトロアコースティック音楽家、ノイズ音楽家等と共演(トム・コラ、サム・オイリンガー、ルパート・フーバー、ウォルフガング・ミッテラー、クリスチャン・フェネス「multiple space」(2001)、内橋和久「here」(2004)、古舘徹夫「j-breaker's dream」(2003)、メタリゼー+ヒグチケイコ「red point」(2008)、等)。http://www.akemitakeya.com 

◇石川高 ko ishikawa (sho) 
笙演奏家。 東京生まれ。宮田まゆみ、豊英秋、芝祐靖各氏に師事する。雅楽団体「伶楽舎(れいがくしゃ)」に所属。笙の他、正倉院復元楽器である竿(う)や、雅楽の歌物でも高く評価されている。国立劇場公演をはじめとし、世界各地の音楽祭に出演。雅楽古典曲のみならず現代作品の演奏や、自主作品の演奏、improvisationも数多く行っている。2009年には、NEXUS RADIO PROJECT (Philadelphia)、Dialoge Salzburg Biennale(Salzburg)、MITO SettembreMusica (Milano,Torino)、FocusGiappone (Genova)などに参加。http://www.ko-ishikawa.net 

◇池田拓実 takmi ikeda (computer) 
オーディオプログラミング言語を用いた音楽制作、ライブを主として活動。近年はグラフィックスを用いた音響構成、演奏操作の可視化を模索。パフォーマーとして「方法マシン」に参加(2004~06)「音楽と集団、クリスチャン・ウォルフ」「コーネリアス・カーデュー~大学と論文」に出演(2009)。映画「ホッテントットエプロン-スケッチ」に音楽参加(七里圭監督作品、2006/2009)。主な参加音源に「中ザワヒデキ音楽作品集」(2006、naya records)「Test Tone Anthology CDs」(2009、目玉レコード)。第4回AACサウンドパフォーマンス道場優秀賞受賞(2009、愛知芸術文化センター)。http://eee.am/iqed 

このパフォーマンス・セッションは、日本オーストリア国交140周年記念認定イベントの一貫で、JCDNの「踊りにいくぜ vol.10」に出演のため帰国中のタケヤアケミの企画です。ダンス、音、美術などジャンルを問わずに2人のアーティストがゲスト参加します。内容は、ソロ、デュオ、トリオのセッションで構成されたプログラムです。 

"継続するもの、連続するものを意味する暗号的なタイトル、X8では、自分の影を掴むような抽象的な試みとして、実際の身体と幻想の身体のギャップを埋めていく行為=実際の身体に入ってるからだの認識/感覚のギャップ(ファントム・ボディ)の適合をコンセプトにしています。それは、Enclose_Enter_Invade_Melt_Be Distorted_Curve_Be Broken_Vibrate_Move_Pass_Reflect_Hide_Wrap_Overlap_Deviate_Take Off_Lose_GoOut_Be Transparent_Partition_BeSpirit_FallI into Pieces_Burst_Expand_Proliferate_ Continue_Join Together_Tie Up_Become Entangled_ Become Cubic_Imply の要素をモチーフに行なわれます。この私の”ダンス”は自分の中に滑り込み、同時に外から透視するようなことです。西洋と東洋の狭間に揺れながら覚めた感性で自分自身を空間に投影、そして、自分の鼓動を感じながら幾何学的に変容し続ける身体のフォルムを移行していきます。毎回違ったルールを設定したゲーム式セッション(Gig)になります。"(A.T.) 


■External Music Party 音楽の外側で音楽を感じる part2 
1月23日(土) 20:00 open 20:30 start 
LIVE: 車輪の再発明、池田拓実、Jai 
Pangaea sendai(仙台市青葉区) 
http://www.pangaea-sendai.com/ 
1500yen + 1d 

『音楽の外側にあるにもかかわらず音楽だと感じてしまうそんな(音楽?)を紹介するイベント、第二回目はテーマをインターフェースとし、視覚的な情報から音を生成するシステム、音はまるでシンセサイザーなのに見た目は電気回路の実験を彷彿とさせる自作楽器?などが登場!』 

◇車輪の再発明 (from Tokyo) 
斉田一樹と高橋達也による自作電子楽器ユニット。ソリッドなテクノ/ダンス・ビートを奏でていても、そのパフォーマンスは基板を直接ドライバーで操作するという荒々しいもの。これぞ工学系アーティストの最も野蛮で土着的な姿では?! 

◇池田拓実 (from Tokyo) 
(同上) 

◇Jai 
Max/MSP愛好家、max/mspやcircuit 
bendingされたおもちゃなどでライブを展開。逆シミュレーション音楽「蛇居拳算」の考案者。コントラバスやその他様々な楽器による即興演奏を試みながら最近では法則的、或いは数学的に音響生成を探求中。 
http://www.astrolabel.net/wp/ 
http://www.myspace.com/com4jai/